政府 高齢者雇用拡大を検討へ 働き手不足で

政府 高齢者雇用拡大を検討へ 働き手不足で

政府はこのほど、「人生100年時代構想会議」を開き、深刻化する働き手不足解消に向けて高齢者の雇用拡大について議論を始めた。
議長を務める安倍晋三首相は「官民挙げて取り組まなければいけない国家的課題」と強調。将来的に継続雇用年齢を65歳以上に引き上げる環境を進めると表明した。
高齢者雇用安定法では、希望者は原則65歳まで「継続雇用年齢」として働けるよう企業に義務付けている。しかし、8割以上の企業は賃金が定年前に比べて大きく引き下げられているのが再雇用の現実だ。今後、厚生労働省の加藤勝信大臣を中心に検討していく。