こども家庭庁は2024年度から、大人に代わって日常的に家事や家族の世話をする「ヤンギケアラー」への家事支援を全国で実施する。2022年成立の改正児童福祉法が2024年4月に施行されるのに伴う措置。自治体が選んだ事業者や支援員などが代行する。これまで一部の自治体にとどまっていた支援策をすべての自治体に広げ、支援の実施を各自治体の努力義務とする。
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関西の23年出生数3.6%減の12万8,063人 婚姻数5.5%減
厚生労働省によると、2023年に生まれた関西2府4県の外国人を含む子どもの数(速報値)は、前年比3.6%減の12万8,063人だった。また、2023年の関西における婚姻数は前年比5.5%減の8万1,844組にとどまった。婚姻数は新型コロナウイルス禍後、2020年に大幅に減少した後、2022年に増加に転じていたが、2023年は再び減少に転じる形となった。
府県別に子どもの出生数の減少幅が大きい順にみると、京都府が7.4%減の1万4,646人、和歌山県が5.8%減の5,183人、奈良県が5.0%減の7,315人、滋賀県が4.3%減の9,698人、大阪府が2.7%減の5万7,202人、兵庫県が2.5%減の3万4,019人だった。
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23年出生数 過去最少の75.8万人. 人口は初の80万人超減
厚生労働省のまとめによると、2023年の出生数(速報値)は前年比5.1%減の75万8,631人にとどまった。減少は8年連続で、出生数は過去最少となった。これは外国人を含む数値で、日本人だけでみるとさらに少なくなっている。人口の減少幅は初めて80万人を超えた。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2023年の出生数は76.2万人と見込まれていたが、想定より早く少子化が進んでいる。婚姻数は48万9,281組で戦後初めて50万組を割り、前年から3万組以上減少した。死亡者数は159万503人で、前年から8,470人増え過去最多だった。高齢化の進行により3年連続で増え、出生数の2倍以上となった。コロナ禍を経て、人口減少は加速している。自然減は83万1,872人で、減少幅は4万9,567人拡大した。